本日、うれしいことがありました。アクアスのペンギン荘にオープン以来初めての入居者が来ました！フンボルトペンギンのご夫婦です。左側が1998年生まれのメスで、右側の入り口側で守っているのが、2004年生まれのオスです。２羽とも、はるばる東京からやってきたペンギンです。

アクアスでは、フンボルトペンギンたちのために、18個の部屋を用意していたのですが、いままでは見向きもしませんでした。ところが最近、部屋の近くをうろうろしているペンギンがいるなぁと思っていたところ、ついに入居されたのであります。

野生のフンボルトペンギンは、グアノ層(海鳥やペンギンの糞が長年積もってできたもの)に穴を掘って、巣を作り、繁殖します。つまり、繁殖は巣づくりから始まるのです。

初入居したことで、繁殖に向けて1歩前進したと思うと、うれしくてうれしくてたまりません。今後は、気に入った部屋に木の枝などを持ち込み、巣作りが始まり、卵を産んで繁殖していくのではないかと思っています。何か進展がありましたら、随時報告させてもらいます。

ペンギン館第1号のヒナが生まれてくれるのをスタッフ一同楽しみにしているところです。いい報告ができるように、みなさんも応援よろしくお願いします。