アジ1匹
- 2011年1月6日(木)
- ペンギン
今日はお客様から見えないところにいるペンギンのお話です。
治療中の個体、フンボルトペンギン2番です。
2番はアスペルギルス症というカビの病気です。もともと乾燥した地域に生息するペンギンは、カビなどへの抵抗力が弱いのです。
去年の11月からバックヤードに隔離して、もう3ヶ月目になります。
薬を入れた餌を食べさせたり、背中に注射を打ったり。
そして自分から餌を食べなくなってからは、毎日強制給餌をしていました。
「自分から餌を食べる」という事は生物の基本!健康状態を把握するための重要ポイントです。
症状は良くなってきたように見えても、この課題をクリアしないとまだまだ安心できません。
こんな治療の日々が続いていた2番ですが、なんと今日自分から餌を食べたのです!!!!!
小さなアジを1匹だけですが、自分からトコトコと餌に向かって歩いてきて食べたのです!
こんな2番久しぶりに見ました。最高のお年玉です♪♪♪
この調子でどんどん良くなってくれるよう、スタッフも力を合わせて頑張ります。
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