特別展「ペンタ５ン？」の生き物紹介パート２です。

今回は、「ナマコ」の仲間を紹介します。

まずは、こちら

「バイカナマコ」と言います。大きいですよ。普段見かける「マナマコ」とは大違いで、太っとー、長っがー、

「バイカナマコ」名前に何か意味があるのかと調べました。「バイカ＝梅花」だそうです。背中のイボイボが大きくて、形が星や梅の花に似ていることから付けられたそうです。そんなキレイな名前だなんて、調べてみないと分からないものですね。ちなみに、ナマコの背中側のイボイボは、疣足(いぼあし)と言うそうです。

そして、腹側は・・・

こんなんです。伸びてまーす。で、口がこれ

ちなみに、モシャモシャの触手がある方がナマコの口です。お尻には触手がありませんから、すぐ分かります。

この口は、

「オオイカリナマコ」です。長い触手を外側に広げてます。このナマコ、すっごく長～く伸びるんです。

分かりますか？左下に口が見えます？手前の口から中央の石の下を通って右の石の裏を回ってから左に来て、中央でまた右に向かい、そこから先がどこに行ってるのかは分かりません。うね～～っと長くなってます。手前の色が違うのは、実は別の個体ですからお間違えのないように・・・

「オオイカリ＝骨の形」から付けられた名前のようです。ナマコにも骨があるんです。

その骨片の形は種によって特定の形をしているのです。「オオイカリナマコ」の骨片が、これだ

まさしく「イカリ(錨)」の形でしょう。会場では、実物の骨片をご覧いただけます。

「ペンタ５ン？」は、2月9日までの開催です。

お待ちしております。