ペン兄の　「ペンギンお好きですか？」　その１

明日はアクアスペンギンチームにとって、記念すべき日なんです。
そう。ちょうど1年前、2008年9月25日。
アクアスに初めてペンギンがやってきた日。
ということは…

アクアスも　「ペンギン飼育歴1年」　になりました!!

いや、だから何？と言われると答えようがないのですが（汗）
とりあえず今まではデカデカと初心者マークをつけながら

おっかなびっくりペンギンたちとやってきたのですが、
これから2年目のアクアスペンギンチームとしてはもっと積極的に、
いろんなことに挑戦していきたいなーと思っているわけです。

その第1弾としては
「ペンギンプールの水門開放」
です。

え？何かって？
あまり知られていないのですが、

実はアクアスの2つのペンギンプール（屋外プールと屋内プール）は
2ｍ四方のでかい水門でつながっているんです。
ふだんは、低い気温でないと飼育の難しい亜南極のペンギン３種は屋内プールに、
そして夏でも常温で飼育可能なフンボルトペンギンは屋外プールにと、

それぞれを分けて飼育しているのですが、
外気温の低下とともに、2つのペンギンプールの気温と水温の差はなくなってきます。
ですので、その時期は水門を開けさえすれば、

1つの大きなプールになる、という設計なのです。

1年目は、それぞれの飼育環境に慣れ始めたところで冬を迎えたので、
初心者マークの私たちは正直水門を開ける事にびびってしまい、

決行することができませんでした。

んが！
今年はやる気満々です！
予想としては、きっと混乱でするでしょう。飼育係も、ペンギンも。
もしかしたら、しばらく餌を食べない、なんていう事態もあるかもしれません。
でも。

せっかく、水門を開ければ日本最長級のプール（←“級”です。念のため）になるのだから
それを有効的に活用しない手はないですし、
慣れてくれればペンギンたちにとっても、これまで以上に良い環境になると思うのです。
しかも、今まではガラス越しにしか見ることのできなかった3種（オウサマ、ジェンツー、イワトビ）のペンギンも屋外プールの陸場に出てくるかもしれないので、これはもう、見る側にとっても楽しいこと間違いなし！と思うのです。

まだまだこの企画の日程などの詳細は未定の部分もあるので、
また決まり次第、ホームページ等で紹介していきたいと思います。

というわけで、今日からも初心忘れるべからず！の教訓を胸に、ペン兄からお伝えしました。