2月20日にアクアスで初めてイワトビペンギンが産卵しました！！

ということをお知らせしましたね。

今のところ2ペアがそれぞれ2卵ずつ産んでくれたので

合計4個の卵！！

しかし、そのうち1個は卵の殻が薄く、残念ながら割れてしまいました。。。

そして、3月に入ってからほかの3つの卵が有精卵かどうかを調べる「検卵」をしました！！

※検卵とは卵を光で透かして有精卵か無精卵かを調べることです。

この検卵、どうして産卵してすぐにしないかというと

産まれてすぐの卵は有精卵も無精卵も透かして見ても違いがわからないからです。

なので、産卵してから約1週間たって卵に胚（成長していくとヒナになる部分）や血管があれば有精卵。

胚や血管がなければ無精卵可能性が高いということです。

ちなみにこれが有精卵の写真です。

（ジェンツーペンギンのもの）

上の矢印の先には「胚」が見えます。

下の矢印の先には「血管」が見えます。

ちなみにこの卵から孵化したのが、去年12月に秋田県の男鹿水族館にお婿さん候補として

お引越ししたジェンツーペンギンの「じぇじぇくん」です。

有精卵の特徴を見たところで、

さっそく今回のイワトビペンギンの卵(産まれてから約1週間)を見てみましょう！！

↓

↓

↓

あれ？

あれあれ？

胚も血管も見えない・・・？

・・・これはもしや・・・・・無精卵っぽい・・？？

いやいや！！

少し成長のスピードが遅めなのかもしれない！！

でも無精卵っぽいなあ・・・・

なんとも言えない感じです・・・

しかし、まだあきらめちゃいけません！！

なんてったって

はるばる秋田県の男鹿水族館からやってきてくれた

ベテラン夫婦が居ますから！！

男鹿水族館ではこれからが営巣シーズンということで

アクアスの若いペアよりスタートが遅くなったようです。

そんなベテラン夫婦ですが

最近、巣にいることが多くなってきたので

・・・おっ？いい感じじゃない？？

と我々ペンギン係はドキドキわくわくしながら見ています。

ベテラン夫婦がんばれ！！