昨年の春にはじめて誕生したフンボルトカップル。でもそれは血縁関係があり解消しなくてはなりませんでした（詳しくは「初入居 byよっしー」参照）。

それから苦節1年。新たなカップルは出来ても、まったく巣穴に近づいてくれず、「あれ？この人工の巣穴はお気に召さない？欠陥住宅とお疑いか？」といささか焦っていたペン兄（←何を隠そうペンギン荘の企画者）。

しかしその心配もなんのその。今年の4月に初の入居報告が発表されたのは記憶に新しいところです（詳しくは「ペンギン荘 最新情報 byきょーぴー」。その後の3組のカップルはそれはも～毎日がラブラブ（笑）

そして報告はしていませんでしたが、春休みが終わった最初の休館日(4月13日)。巣の近くに巣材（よしずをバラバラにして細かく切ったもの）を入れてあげたのです。

どのカップルも初の営巣なはずなのに、ちゃーんと巣材をラブラブ新居の中に運び入れるのを、ペンギンチーム4人は感心して見ていました。

そしてそして、4月16日朝。「ペン兄さん…たまご産んでます…」誰よりも先に出勤していた新メンバーのゆりっぺさんから驚きの言葉が。「え？マジ？」ペン兄もそ～っと巣をのぞいてみます。

するとそこには!

見てください。どうですか!!

え？よくわからない？もうちょっとアップで撮りますよ。

じゃじゃ～ん！どうですか!!

え？まだわかりづらい？？（汗）

じゃもっとアップで！

どうですか！アクアス初たまご!!!

･･･わからないですか？（汗）これ以上は親ペンギンたちが許してくれません（汗）

とにかくアクアスで、このペンギン館でペンギンが産卵してくれた事実に安堵しております。実はまだまだ受精卵と決まったわけではありませんし、抱卵期間も40日以上。さらには別の２組もこの後次々に産卵する可能性も高いわけで、ペンギン飼育歴の短いアクアスペンギンチームにはハードルが高い毎日となりますが、今日からまた気持ちを新たにがんばっていこうと思っています。

ペン兄が初のたまごを確認してから5分後、第3発見者のきょーぴーが「ペン兄さん!!!フンボルトが産卵してます!!!!!!（←自分を第一発見者だと思い込んでる人）」と大興奮しながら、そして目を潤ませながら報告してくれた姿を、私は一生忘れないでしょう（笑）