ペンギン館には治療室という部屋があります。

文字の通り病気の個体を治療するための、病院みたいな部屋です。

実は7月からずっと治療室に隔離されていたペンギンがいました。

フンボルトペンギン9番です。

この約3ヶ月間毎日薬入りの餌を食べたり、定期的に血液検査をしたりとフンボルト9番は頑張りました！

そして状態が改善されたので、最近めでたく展示プールに開放となりました。

こちらは開放直前の9番。この柵を越えると屋外プールです。

首を伸ばして早く出たそう！

開放直後。すぐに外にいたペンギン15番（左側）が9番（右側）をチェックしにやってきました。

その距離はジリジリと縮まっていき、まさか喧嘩が始まるのでは？とドキドキハラハラ。

実はこの2羽以前同じメスをめぐって争った経験を持つオス同士なのです。

ですが、9番は何事もなく15番の横を通り抜け、

群れの一員になりました。左から2番目が9番です。

みなさん、治療を終えて元気になった9番に会いに来てくださいね。