今日はアクアスは休館日。

誰もいないペンギン館内で、ジェンツーの繁殖コーナーをリニューアルしておりました。

今までより規模は小さくなりましたが、なかなかの出来栄えです。

そいういえば、去年の夏はジェンツーの初繁殖でワタワタしていたなぁー。

と感慨深く読み直していると、ペンギンドクターよっしーが登場。明らかに口角が上がっています。

「産んでました。ジェンツーが産んでましたよ。卵。」

「おおお！やりましたな！今年も！」

男二人でニヤニヤしまくりです。そしてさっそく屋内飼育プールに。

このつがいが産んでくれたようですが、伏せていてよくわかりません。

でも、律儀なことに、すぐに夫婦で立ち上がってお辞儀でごあいさつ。バッチリ卵が見えました！

挨拶運動のマスコットキャラクターになるべくして生まれてきたような生き物と感じるのは私だけでしょうか？

あぁでもちょっとピンボケです。やっぱり1年ぶりのジェンツーの産卵ですから、正直手も震えます。

そこへ、さっそく泥棒が現れました（笑）

さすがペンギンドクター。慌てる様子もなく、しっかり卵を くすめました 取り上げました。

そして卵重と大きさのチェック。109gの立派な卵ですよ！

そして、えんぴつで卵の情報を書き込みます。今後も次々に産まれるであろう卵たちと間違わないようにするためです。

こんな感じです。

実はこのとき、よっしーは思わず「H－○○」と書こうとしてしまったそうです。「H」は「フンボルト」の「H」。今回はジェンツーなので「ジェンツー」の「G」が正しいんですが、この春は何個ものフンボルトの卵に記録を書いてきたので、ついつい手が勝手に「H」となってしまったという、こんなこともうれしい間違いですけどね。はたして今年は何個の卵に「G」と書けるのか。そして何羽のジェンツーベイベーが生まれてきてくれるのか。もう心はウキウキのワクワクでございます。

卵を巣に戻した直後、抱卵がんばります！と言ってくれてるジェンツーの母ちゃんでした。

卵を取られてもちゃんとお辞儀をしてくれるジェンツーってホントにステキ！！