島根県の県魚としてアクアスでは欠かすことができないトビウオ展示は、この時期産卵のため回遊してきた成魚を採集して展示しています。今回は、予備水槽で畜養していた「ツクシトビウオ」の移動作業を含め新規トビウオをたっぷりと紹介しましょう。

まずは、予備水槽がこちら

円形の予備水槽、トビウオが飛び出さないようにビニールシートで周囲を覆っています。驚かさないようにそーっと入って魚をすくいます。

傷つかないよう気をつけながら、数匹づつ桶に入れます。水が黄色いのは、擦過傷による感染症を予防する薬剤が入っているからです。

移動容器は・・・

テンタルと黒いビニール袋と台車（シンプル？）

トビウオを袋の中に入れます。明るいと驚いて大暴れしますが、真っ暗な状態だとおとなしく安全に移動ができます。

振動を与えないよう十分気をつけて移動です。エレベーターも使います。

飛び出し注意!急いで!

そ～～っと

展示水槽へ・・・・

こうして、展示水槽は・・・

どうです？成魚は大きいですから一段とトビウオが良くご覧いただけます。ツクシトビウオは、島根県では「角アゴ」「角トビ」などと呼ばれています。

どうやら落ち着いているようですね。

光が当たっているとこを下から見ると、腹部の白が保護色になっているのが良く分かると思いますが？どうですか？

トビウオは、実に特徴的なスタイルです。驚くと壁にぶつかってしまうので、そ～～っとそしてじ～～っくり見てください。

お待ちしていま～す。ビュ～～ン!!