先輩インタビュー
藤田 剛志
魚類展示課 魚類係 主任
1998年入社
動物関係の専門学校だったというのもあり、どうしても水族館で働きたかったんです。二社受けて先に合格通知が届いたのがアクアス。(笑)
もちろん先に届いたからという理由だけではなく、まだこれからオープンするという準備段階だったのも、大きな要因です。
ゼロから作り上げていく感じでしたからね。まあその分、苦労も並大抵ではありませんでしたけどね。
展示する生物を決めるのは図鑑を見ながらでしたし、地元の漁師さんと一緒に船に乗って収穫しに行ったこともあります。ただ、実は酷い乗り物酔いなので、もう撒き餌状態でした。(笑)
最初は「この魚の名前なに?」からでしたので、個体と名前を一致させるだけでも大変でした。
今でも新しい魚に出会うこともありますしね。
水の中って普通は上から眺めるだけで、実際に水の中がどうなっているのか分かりません。
それらをできるだけ忠実に再現した水槽内にして、見やすく、分かりやすく、を常に意識してます。
たまに水槽のキレイさを褒めていただけることもあるんですけど、ヤッターっ!と小さくガッツポーズを作ってるくらい嬉しいですし、ありがたいですね。
またもっといい水槽を作ろうとモチベーションがふつふつと沸いてます。
休みの日はもっぱら娘との父娘キャンプです。近場のキャンプ場が多いですが、子どもの頃のボーイスカウトの経験があるからか、ソロでキャンプに行くこともあります。焚き火をぼ~っと眺める時間は、至福のひと時ですね。