先輩インタビュー
藤井 梨紗
海獣展示課海獣係
2013年入社
どうしても水族館で働きたくて、もう全国の水族館を受験しまくりました。その数なんと14社。(笑)
専門学校ではドルフィントレーナー専攻だったんですけど、私、魚類飼育担当志望だったんです。入社したら海獣担当になってましたが・・・。
でも海獣担当で良かったと今では心の底からそう思えてますけどね。
言葉ではどうしても伝えることができない動物にトレーニングをしていく中で意思の疎通が図れる瞬間が分かるんです。
あ、伝わった・・・って。(^^)
もうその瞬間は最高ですね。日々のトレーニングの積み重ね、地味な反復トレーニング、そうしたトレーニングの成果がお客様の前での最高のパフォーマンスに繋がる、そう信じて海獣たちと向き合う日々です。
屋外のパフーマンスの場合、夏は炎天下、冬は吹雪の場合でもお客様は待ってくださってる。実際は辛くて泣きそうなくらいの時もありますよ。
夏はズボンの中まで汗でびっしょりですし、冬は手がかじかんで寒さよりも痛さが先に来たり。
それでも続けられるのはお客様の歓声や笑顔が支えです。
そして「アクアスのアザラシが可愛かった」ではなく、「アクアスの『ゆず』というアザラシが可愛かった」と個体ごとの魅力がお客様に伝わり、アクアスの生き物たちのファンを増やすことが今のモチベーションの源泉ですね。
今は動物のトレーニングは当たり前として、トレーナーを育成できるトレーナーになることが目標なんです。
私が先輩たちからそうしてもらってように、後輩たちにも自信を持って動物と向き合えて、お客様に最高のパフォーマンスを発揮できる、そんなチーム作りをしていきたいと思ってます。