島根県立石見海浜公園にある水族館
しまね海洋館アクアス

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アシカ・アザラシ

レオのおはなし

2017.06.03 - アシカ・アザラシ

ものすご~く”今さら”に

なってしまったんですが・・・

2か月前に、レオが海遊館からやってきた

ときのお話。。

 

 

 

そもそも、なぜレオがやってきたのか?

 

水族館の大事な役割の1つに

『種の保存』というものがあります。

 

飼育している環境のなかで

少しでも長生きさせることはもちろんですが、

繁殖(交尾をして、こどもを産む)をして、

個体数を増やすこともとっても重要なんです。

 

でも、アクアスにはここ数年の間、

オスのアシカがおらず、

繁殖にチャレンジすることもできませんでした。

 

そこで、海遊館で産まれた2歳のオス『レオ』が

やってくることになったんです。

 

 

今日は、レオがアクアスに

やってくるまでのお話です。

 

 

 

 

まずは、レオがどんな魚を食べて

どんなプールでどんな風に育ったのか、

どんなアシカなのか、ということを知るために、

海遊館へ数日間研修に行かせていただきました。

トレーニング方法などをとても親身に

教えていただきました。

 

 

そして、海遊館を出発する日の朝。

海遊館の飼育員の方の合図で、

引っ越し用のケージの中に入り、

 

 

ケージが開いたり壊れたりしないよう、

しっかり施錠。

 

 

レオも何が始まるのか?とちょっとそわそわ。

 

 

そして、トラックにケージごとレオを乗せます。

↑走行中にガタガタ動かないよう、

専用のヒモで頑丈に固定します。

 

 

海遊館スタッフも、アクアススタッフも、

トラックの運転手さんも、心配そうにレオを見つめます。

 

 

そして、「がんばれよ~元気でな~」

と声をかけてもらって、

 

 

いよいよ出発!

海遊館の皆様、お世話になりました!!

 

 

高速道路を走って、サービスエリアのたびに

レオの様子を見るため、停車します。

 

最初は落ち着かない様子でしたが、

 

 

だんだん疲れて眠たくなってきたみたい。

後半は、リラックスしているようでした。

 

 

何度も休憩を挟み、7時間半ほどかけて、

大阪の海遊館から島根にあるアクアスへ到着!

 

 

スタッフ総出でお出迎え。

 

 

ケージをみんなで押して、

鰭脚プールの獣舎へと向かいます。

 

 

そして!いざ!新居へ!

 

 

キョロキョロあたりを見回して、

 

 

隣にいた先住アシカのニーナに気づき、

 

 

ご挨拶♡

(右:ニーナ、左:レオ)

 

 

と、長くなりましたが、

こんなかんじでレオはやってきました。

 

 

今はもうアクアスのプールには慣れたかな?

トレーニングを頑張っている最中です!

 

たま~にアシカ・アザラシプールにいるので、

会いに来てくださいね★