島根県立石見海浜公園にある水族館
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シロイルカ

ナイトアクアス シロイルカパフォーマンス裏話

2020.08.27 - シロイルカ

ナイトアクアス、無事に3日間終わりました!

 

今年は感染症対策として、人数限定・事前予約制で行いました。

来てくださった方、そして遠方などで自粛してくださった方、

それぞれおられると思います。

皆さん、ありがとうございました(*^_^*)!

 

 

 

さてさて、

ナイトアクアス恒例となりつつあった”シロイルカスプラッシュ”。

待ち列やプールの中が密になってしまうということで

今年は実施するのが難しく、

夜バージョンのシロイルカパフォーマンスに変更して行いました。

 

ちなみにアクアス20年間の歴史の中で

夜にパフォーマンスを披露するのは初めてのことでした♪

 

今日は、そんなナイトパフォーマンスの小話です。

(文章ばっかりで見づらく、すみません…)

 

 

 

夜限定のパフォーマンスということで、

いつもとは違うものをお見せしたい!とチーム内で話し合うこと数日…

 

 

◎MCなしのパフォーマンス◎

◎音楽に合わせてのパフォーマンス◎

◎ライティングを特別ナイトversionに変更◎

という3点を目玉として、準備・練習を頑張りました!!

 

どれも初めての試みでした。

いつもと違うライティングにはすぐに慣れてくれたんですが、

なにより1番苦労した点は、”音楽に合わせること”でした。

 

 

水中にいるダイバーには、音楽は聞こえていません。

水中にいると時間の感覚も掴みづらく、

ピッタリ合っているのか?早いのか?遅いのか?など、

まったく分からないんです…

 

普段のシロイルカパフォーマンスでも

水中にいるダイバーにMCの声は聞こえていないんですが、

代わりにMCがダイバーに

ジェスチャーで細かく進行状況を伝えたり指示を出したり、

時にはプールデッキにいるトレーナーがMCの声を聞き、

それに合わせて水中のダイバーに合図を出したり

(水中に手を入れて、ジェスチャーでダイバーに伝えます)、

というようなことをしています。

 

 

今回はダイバーに音が聞こえないことに加え、いつもより暗いので

MCとダイバーが細かくジェスチャーでやりとりしようにも、

ダイバーからMCの動きがほとんど見えません。

 

 

というわけで、今回のパフォーマンスは

プールデッキにいるトレーナーが、

成功の鍵を握るとっても大事なキーパーソンでした!

 

どういうことかというと、

プールデッキにいるトレーナーがイルカのトレーニングをしながら

音楽をよく聴いて、音楽に合わせてベストなタイミングで

イルカをダイバーの元に送り出す!ということです。

 

ダイバーは、イルカがやってきたら台本どおりに種目を行い、

(↑コレが難しい!いつもスムーズにイルカと息が合うとは限りません)

MCは基本的には見守り係(笑)で、音響担当として

万が一音楽とズレがあったときに1曲目と2曲目の間に一時停止ボタンを押す

というような役割分担でした。

 

 

1ヶ月弱練習を積み重ね、本番では

1日2回×3日間の計6回行ったナイトパフォーマンス。

こだわって作ったものだったので、

細かいミスをして悔しい!という場面も実はいくつかあったんですが、

お客様にはとても喜んでいただけたので、

大成功かなと思います(`・ω・´)

 

 

イルカたちも、

通常のパフォーマンスを6回+ナイトパフォーマンスを2回、

3日間一緒に頑張ってくれました(^О^)

 

 

 

 

ちなみに…

 

ナイトパフォーマンスの中で

『クルクルミラクルリング』や『連続ミラクルリング』を披露しましたが、

3日間の夜だけの演出だったため、

今後パフォーマンスに取り入れる予定は

残念ながら今のところはありません。

 

クルクルミラクルリングは、

シーリャが数年前までたま~に日中遊びながらやっていたもので、

ここ数年は見なくなりましたが、

今回トレーニングをして復活させたものでした♪

また見たい~!という方、またどこかで披露するタイミングが

あるかもしれないしもうないかもしれません!笑

今後どうなっていくかはまだ未定です。。

 

来年以降のナイトアクアスも、

どんな形で行うのかはまだわかりませんが、

これからも応援してくださると嬉しいです☆

 

 

 

トマト