みなさん、ブログではお久しぶりです！

今回は7月14日に宮島水族館にお引越しをした、カリフォルニアアシカ・ニコについて、お引越しの時のことをお伝えするとともに、アクアスで過ごしたニコを振り返っていきます！

まずはお引越し。

アクアスが開館するよりも早い時間に出発の準備は始まりました。

大型のケージにニコを入れ、車まで運びます。

ケージに入っても暴れることなく運ばれて行きました。

そして飼育員2名＋獣医1名と共に、片道約2時間半の旅へいざ出発！

（これ以降しばらく文章でのみの報告になります。）

もちろん高速道路もフェリーもニコにとっては未知の世界ですが、

そんなことはお構いなしに、落ち着いていました。

時折伏せてウトウトする余裕っぷり。

一緒に乗っている私のほうがソワソワとニコを覗いて、

「フェリーだよ～」

「山道走ってるよ～」

とか話しかけてました(笑)

そして、無事に宮島水族館に到着後、すぐに新しいお部屋となる獣舎へ移動。

全く躊躇せずにケージから飛び出しプールへ入って行きました！

始めはあっちへウロウロ、こっちへウロウロ、お隣のアシカさんこんにちは、と

忙しなく動いていましたが、途中である1点を気にかけます。

それはなんと排水溝！

アクアスの獣舎と違い、丸くて小さな排水溝が2つあったのです。

それを初めて見たニコは、前脚で触れてみたり、鼻でつついてみたり・・・。

排水溝そのものが不思議なのか、水が吸われていくのが不思議なのかわかりませんが、楽しそうなニコでした。

引っ越しは完了しましたが、次は「餌を食べるか」確認をする必要があります。

ニコが落ち着くのを待つため、一旦時間を空けてから挑戦です！

アクアスから持ってきた、食べ慣れている魚を数種類アクアスの飼育員が試してみることに。

「すぐには落ち着けないし、食べないかも・・・」

と私たちは予想していました。

しかし、それに反してモリモリ食べているニコ！！

覚えている種目までバッチリです！！

何て肝が据わった子なのでしょう・・・。

後日の連絡で、翌日以降もしっかり餌を食べているとの報告も受けて一安心です。

ここまで見届けてお別れ、というのはとってもとっても寂しかったです。

飼育をしていたプールや獣舎を見て、「あ、もういないんだ・・・。」

としみじみ思うこともありました。

しかし、ニコがすくすく成長してくれることが何よりの願いです。

まだ私は会いに行くことができていませんが、みなさんが行かれることがありましたら、ニコのことも気にかけていただけると嬉しいです！

長くなってしまいました・・・。

ここからはアクアスで過ごしたニコの思い出写真メドレーです！

ぜひお楽しみください♪

2020年7月30日　誕生

まだまだ頭が大きくあどけない表情。

少しづつ泳ぐのが上達しました。

おもちゃで遊ぶのも大好き！

この表情、たまりません♡

時には真面目な表情も。

飼育員のお膝も好きでした♪

種目もいろいろ覚えました。撫でられてもへっちゃら！

これからの成長も楽しみです！

また会いに行くから、元気に過ごしてね！ニコ！！

スタッフユッカ