こんにちは

前回、アシカプールの底を持ち上げているパイプが取れた！！という記事がありましたよね？

犯人はアシカの赤ちゃんでだったわけで、修理した後は「ん？」と言うような顔をしていましたが、修理完了まで2時間以上もかかり、この間、母親アブラが大変だったんです。

まず作業中は、親子には別の場所に移ってもらいました。

母親アブラは隣の獣舎に入れましたが、ここはプールが深いため赤ちゃんにはちょっと危険。そのため赤ちゃんは母親の獣舎前の通路に解放してました。

赤ちゃんは今まで獣舎の中で生活していたため、通路に出ると最初のうちは興味津々♪　　でもしばらくすると鳴き始め・・・

こんな感じで立ち上がって、母親を探してました。今まで5分程度しか離れたことなかったし、やっぱり不安だよね。

だだそれ以上に不安そうだったのが母親アブラ！！

赤ちゃんと離されてることに落ち着かず、プールと陸を行ったり来たり・・・・。更にこっちの耳が痛くなるほど大声で鳴いてるんです。修理のためでしょうがないんですけど、ものすごく悪者になった気分なんですよねぇ（＞＿＜）

アブラ、ごめんねぇ・・・。

・・・が、心が痛んだのもつかの間、アブラがどうにか赤ちゃんの元へ行こうと獣舎の格子を登り始めました！！

獣舎はこんな感じで上まで２ｍくらいはあるんですが、身軽なアブラは以前にも獣舎を登って出てきたことがあるんです。

今出てきたら修理も中断、再度赤ちゃんと分けるのは困難になる、何より格子上から飛び降りるのは危ない！

だからこっちも止めるのが必死！！　　興奮気味のアブラ相手に板をかざして「出ちゃダメ～！」「もぉちょっとの辛抱だから！！」と言いながら（＾＿＾；

修理を終えて親子が一緒になるとようやく安心したように寄り添ってましたが、格子を登って飛び降りようなんて、やっぱり母は強しですね。この2時間、赤ちゃんは不安ながらも新しい場所の探検をしたようです。

カメラを向けると「何それぇ～」っという感じでカメラ目線♪

母親は心配でしかない2時間だったようですが・・・。

そんな親子でも毎日ちょっとずつ成長しているようです。また次の赤ちゃんの成長記録をお楽しみに♪