２歳半になったミーリャ、

水中給餌に向けたトレーニングを始めました。

水中給餌とは・・・

将来パフォーマンスに出演するため！

というのももちろんあるんですが、

健康管理のために大事なことでもあります。

たとえば体調が悪くなったとき。

いつものように、このように↓

水面に顔を上げて餌を食べることがなきなくなっても、

イルカにとって楽な姿勢で、水の中で

ダイバーから餌を食べる”水中給餌”↓ができれば、

餌を食べさせられるチャンスが１つできます！

（↑写真はシーリャです）

というわけでトレーニングを始めたんです。

まずはじめに、

ドライスーツを着た人からの給餌に慣れたら、

片足だけ水中に入れて給餌。

それに慣れたら、

両足を入れて給餌。

それもできたら、

胸下あたりまで入って給餌。

というように、

徐々に人が水中に入っていき、

全身入っても落ち着いて人の手から餌を食べることができたら、

タンクやフィンなどの機材を着用し、

だんだんと深く潜っていき、

最終的にはプールの底でも落ち着いて給餌できるのが目標です。

が、

給餌者（餌をあげる人）が水の中に入ってくるのは

今までないことなので、ミーリャにとってはまさに

「ありえない！」状況。

とてもびっくり＆警戒するようです。

こんなかんじになりました

（↓写真をクリックで動画が流れます）

給餌者が全身入ると

「・・・なんやあんた！？！？」と驚き、

ピュ―――！といなくなってしまいました。

＊ここで動画の解説と見どころをお教えします＊

驚かさないようじりじりと入っていったつもりなのに

ミーリャが勢いよく逃げ出し、

思わず「あっ…」と漏れた悲しい声に着目してもう一度見てみましょう。

これを繰り返し、ミーリャに慣れてもらいながら、

少しずつトレーニングを進めていきます。

いつの日か！！！

ミーリャがパフォーマンスデビューできるよう！！

がんばります！

また、経過報告しますね☆