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シロイルカ

こんな仕事もあります~その①~

2017.12.30 - シロイルカ

飼育員の仕事は、

いきもののお世話だけではありません。

 

地味~な仕事や力仕事、デスクワークもあります。

 

そんな中から

今日は1つをご紹介~~

 

ジャン。

ドライスーツです。

 

海獣係がシロイルカパフォーマンスのときに使っている

このドライスーツ、

ダイバー1人1人がマイスーツを持っています。。

 

 

水着の上から着るウエットスーツとは違って、

ドライスーツは水が中に入ってこないようになっているため、

服を着たまま水中に潜れるんです。

 

なので、シロイルカパフォーマンスをしているダイバーが

水に濡れるのは、頭と顔と手の先だけなんです。

 

 

でも、、、、

パフォーマンスや潜水トレーニング、潜水清掃など

毎日のように着ているので、

穴があいたり、破れてしまうことがあります。

 

ドライスーツに穴があくと、

中に水が入ってしまう(´Д`)!!

ということは、服を着たまま

びちょびちょになってしまう(´Д`)!!!

 

というわけで、定期的に水漏れのチェックをしたり、

穴があいてしまったところを修理したり

しなければなりません。

 

 

どうやって修理するのかというと、

 

どこに穴があいているのか確かめるため、

ドライスーツのなかに空気をパンパンに入れて、

水をためたお風呂の浴室の中に沈めて、

空気がポコポコと出てくるところを探します。

 

 

穴の場所がわかったら、

専用のパッチをしっかり貼って、修理完了!

 

 

排気バルブの右上あたりの

黒いところが穴がある場所です。

 

この裏側にパッチを貼って修理しました。

 

 

 

毎日着ているドライスーツのメンテナンス。

これもとっても大事な仕事の1つです。

 

 

「こんな仕事もあります」シリーズ、

次回もおたのしみに☆