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シロイルカ
ナスチャ&アリ子 同居チャレンジその2
2025.03.02 - シロイルカ
「ナスチャ&アリ子 同居チャレンジその1」の続きです。
シロイルカは、社会性を持った動物で、たとえば自然界では数頭~十数頭の群れで過ごします。
生まれたときから群れの中にいるため、自然と社会行動は身に付くと考えられます。
しかし、命を繋ぐために約半年間単独で過ごしてきたアリ子は、そのような社会行動を習得していません。
たとえば、他個体との並泳の仕方は?コミュニケーションの取り方は?
たいていのシロイルカが格上の相手に対して取る行動を、アリ子は取れるのか?など、
やってみないとわからないことだらけです。
そのため、どのプールでどの個体とどんなふうに顔合わせすることができるだけリスクの低い方法なのか、
ということを何度も何度も話し合いました。
そして準備やトレーニングを重ね、来たる2月18日、ついにナスチャとの同居を行いました。
結果はというと、最初の1時間はお互いに干渉せず過ごしていましたが、
その後、ナスチャから威嚇や追尾を受けてしまい、4か所ほど咬み傷を負ってしまいました。
傷は命にかかわるものではなかったものの、
追いかけてくるナスチャに対して恐怖心を抱いてしまったアリ子。
そんなアリ子の慌ててバタバタ逃げる様子が余計に気になってますます追ってしまうナスチャ。
ナスチャもまた、これまで自分が出会ったことのあるシロイルカと全く別の動きをするアリ子に戸惑い、
警戒してしまったのかもしれません。
とってもわかりにくいですが同居のようすです↓↓↓
中央左寄りにナスチャ、右端の浅瀬にアリ子がいます。

こうして、初回の顔合わせは終了しました。
現在は、次回の顔合わせをどのように進めていくか、話し合いながら、次への準備とトレーニングを進めています。
次なる手は、ナスチャには「アリ子が予測不能な動きをしていても、大したことじゃないよ」ということを伝え、
アリ子には「慌てて泳がなくても、落ち着いていたら大丈夫だよ」ということを伝える、
トレーニングを通して行っていく取り組みです。
この方法がうまくいくかどうかもわかりませんし、私たち人間にできることはごく微力ですが、
リスクを減らすために思いつくことはできる限りやるよう努めます。
皆さまにも、応援していただければ幸いです。
ご来館の際にはお話しましょうね。
P.S.今回のこの投稿で、アクアスブログはなんと2年以上ぶりの更新となってしまっていました…。
これまでにも見てくださっている方がおられたなら、大変お待たせしてしまいすみません(>_<)
今回のように、インスタグラムやXなどでは伝えきれないことは
ブログに綴っていけたらなと思っております(いつになるかわかりません…首を長くしてお待ちください…)。
トマト
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お久しぶりです