北海道以南の日本各地、朝鮮半島南部、台湾に分布する。特に西日本で多くみられる。代表的な磯の魚。サザエやウニなどのかたい餌を好んで食べる。アクアスがある浜田市周辺では小型のものは、サンバソウと呼ばれている。

外洋に面した岩礁域に生息している。ハタの仲間の中で大型種で最大１．５ｍほどにまで成長する。食用とされ高級魚として知られる。

富山湾以南の南日本、ハワイおよびオーストラリアに分布する。沿岸の浅い岩礁域に生息 する。体長約20センチメートル。鮮やかな黄色の地に5本の黒線が入る。

北海道南部以南に分布。温帯域にすむベラの仲間の中では最大級で、全長1mを超える。
前頭部のコブが発達することから名前がつけられた。

全身銀色であるが、若魚のときは小さな黒点を持つものもいる。
若魚は夏期川にも上る。県下宍道湖では、「七珍」の一つとして賞味される。

岩手県南部から九州にかけて分布。ワカメと比べると肉厚で、葉状部のしわが粗く見える所からこの名がついた。アラメなどの大型の海藻が林のように茂っている場所を｢海中林｣と呼び、貝類や魚類の生育場所になっている。

本州中部以南、台湾、フィリピンに分布。夏の産卵期には、ペアで生活するようになり口の中で卵を保護する習性をもつ。